2011年5月20日金曜日

CANON PIXUS6100!修理

●故障内容
キャノンのプリンタ 6100iですが、数行ごとに縦線がずれる現象になりました。

●原因
原因は、フィルムエンコーダの汚れとのことで、ほとんど透明のフィルムをテッシュと綿棒と手で汚れを落とすことにしました。

●修理
最初、テッシュでざっとふきました。汚れはほとんどわかりません。念のため綿棒でふき、さらに指でなぞりました。
手はよく洗ってなぞるようにしましょう。

自分は念のためヘッドのところのセンサも綿棒を突っ込んでふきました。実際は綿棒がセンサに届いているかわかりませんが。

で、清掃後、ためしにエクセルの表を印刷しました。清掃によりだいぶ改善されましたが、まだずれています。
おかしいなと思い、これは調整だと思い、調整パターンを印刷しました。
1枚目の調整は適宜に調整し、問題は2枚目です。 2枚目の調整パターンは、はっきり言ってどう調整していいかわかりませんでした。 矢印のところをみてもほとんど違いがないんです。

そこで、このパターンはたぶん双方向調整のためのパターンだろうと思い、矢印から上下に分かれてる部分が一番ずれていないものを選びました。

で、再度エクセルの表を印刷です。

結果は見た目ずれは完全になくなりました。

◎参考
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1424334854
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/3140404.html
※上のリンクより
比較的多い故障で、インクを交換したとき時とか紙が詰まって取り除いたときに発生することがあります。
また、古くなってくるとベルトの縁がほぐれて繊維が出てきて、それが原因となっていることもあります。

たいていは5分もあれば直りますのでお試しください。

1、フタをあけて、ヘッドが真ん中に出てくるのを待ちます。
2、電源コードを抜きます。
3、ヘッドを左側に手で移動させます。
4、奥の方にゴムのベルトが見えると思います。その少し上、手前にグレーの半透明のフィルムが見えるはずです。
5、懐中電灯で照らすとフィルムの一部に白いモヤモヤがあると思います。(右側に多いようです)
6、手前の細いシャフト(針金)が少々邪魔ですが、ティッシュなどでそれを拭きます。フィルムはバネで引っ張られていますのである程度伸びますが無理をすると切れますのでご注意ください。
指先をきれいに拭いておけば、ティッシュなしでもOKです。
7、電源コードを差し込んで、普通に起動して確認します。電源投入直後、ヘッドが左の壁に当って「ガツン!!」と言う音がしますが、大きな問題はありません。気になるようでしたら、電源投入前に中央付近まで戻しておきます。

ここで拭いたフィルムは「エンコーダーフィルム」と言って、グレーに見えるのはたてに細かい黒い線が引かれているからです。
ヘッドを受けている部分(キャリッジ)に光センサが仕込まれていて、キャリッジが移動するとこの線の数をセンサで拾って、移動距離、速度を割り出しています。
白いモヤモヤは下にあるガイドシャフトのグリスであることが多く、紙詰まりを処理するとき等に紙や手にグリスが付いて、それがフィルムに付くます。
そうなると、白い部分は光を通さず、正常に読み取れる位置まで正常に印字されなくなります。
過酷に使っていると、インクが飛び散って汚れる場合もあります。

直らなければインクで汚れている場合もあります。
再発するようであれば、キャリッジのベルトの劣化の可能性もあります。
この場合は修理に出すのが賢明です。

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